2023年6月21日

ヒント

タバコのない妊娠生活のすすめ

妊娠の際、どのようにしたらタバコをやめられるでしょうか?安心して胎児を守れるよう、Kwitのタバコのない妊娠生活の「ガイド」をご紹介!

タバコか子供か、どちらか一つを選ぶとしたら、答えは簡単です。選択の余地はないでしょう、「さようならタバコ!」です。ですが、妊娠したことで、禁煙への強い意欲が湧いたとしても、やはりそれは辛い戦いになるでしょう。でも心配はいりません。Kwitがタバコのない妊娠生活のガイドをご提案します。

母親にとっても生れてくる赤ちゃんにとっても、妊娠中の喫煙は危険です。リスクは タバコの消費量に比例します。妊娠中は、受動喫煙も非常に危険です。妊娠による禁煙で、ストレスが溜まっていませんか?Kwitが「タバコなし妊娠生活」のためのガイドを準備しました。一人でこの試練を乗り越えるのが難しいようなら、パートナーを説得してこの冒険に参加してもらいましょう!

妊娠とタバコ、危険な方程式

妊娠のニュースで幸せの絶頂にある中、それに反してあまり嬉しくはない考えがじわじわと頭に広がっていきます。「どうやってタバコをやめたらいいんだろう?」タバコに手を出さないと決めても、日が経つにつれニコチン不足を感じ始め、取り付かれたように自問するのです。「タバコって赤ちゃんにそんなに悪いの?」と・・。そして産婦人科での診察で、納得することになるのです。「タバコと妊娠はマッチしない」のだと。

タバコと妊娠という組み合わせが、高リスクであることは周知の事実にも関わらず、2010年の厚生労働省の調査によると、5%の妊婦が妊娠中に喫煙し、パートナーにおいては45%にものぼります。(10年以上前のデータなので、減少している可能性あり)妊娠中のタバコは、子宮外妊娠、早産、流産、胎盤剥離のリスクを著しく高め、胎児と母親両方の、出産における合併症のリスクも高めます。

妊娠期間中の喫煙は、赤ちゃんの適切な発育に有害です。乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクは3倍にもなり、有害なタバコの煙にさらされた胎児には、胎内での成長遅延が多く見られます。生まれた時から身長や体重に差があるだけでなく、肺が未成熟で、医学的補助なしには機能しないケースもあります。タバコに含まれる成分が、胎児の神経細胞の生成のバランスに影響を与えることを示した研究者もいます。成長するにつれて、これらの子供たちにはしばしば、喘息や呼吸器系の疾患が見られます。また、注意欠陥、行動障害などの問題や、知能指数が平均的な同年齢の子供よりも低くなる可能性などがあります。

タバコの影響は、男児と女児で変わってくるようです。女児は、胎児期にタバコの煙にさらされた場合、8歳から10歳の間に月経が始まるなどの思春期早発症や、成人期の乳がんや子宮がんのリスクが著しく高くなります。男児は肝臓に影響を受けやすく、時には重篤な肝機能障害を起こすこともあります。

お分かり頂けたでしょうか?それでは、「タバコなし妊娠生活」のガイドです。

タバコのない妊娠生活のすすめ

  • タバコと同様に、ニコチン重度の低酸素症、無酸素症、窒息症のリスクを高めるので、妊娠中にはニコチン代替品に頼らないようにしましょう。

  • 専門の医療機関で、妊娠中のタバコに関するアドバイスを得ましょう。これは、自身のタバコの消費や、禁煙に際して必要なサポートツールについて話し合う良い機会です。

  • 固く明白な意志とエネルギーをもって、妊娠中の禁煙の失敗を防ぎましょう。母性本能は出産前から既に形成されるものです。これこそがタバコの禁断症状を克服するために必要な力を与えてくれるのです。自分を信じましょう!

  • 身体の中で成長している赤ちゃんが、この世に誕生する前に禁煙することで、その子に良い手本を示していることになるでしょう。タバコを手にしたお母さんの姿を見ることはないのです。これでタバコには触りたくなくなる筈です。

  • 禁煙の際、リラクゼーション活動を新たに始めることもお勧めです。マタニティヨガやマインドフルネス瞑想などはどうでしょう。これらの活動は、溜まったストレスから解放されるだけでなく、禁煙による禁断症状を忘れる助けにもなります。

出産後の再喫煙の危険に注意

胎児の健康を最優先にし、せっかくタバコなしに妊娠生活が送れたのに、今になってそれを台無しにする必要があるでしょうか?まだ乳児である赤ちゃんを、タバコに晒さないようにすることは必須です。妊娠中だけでなく、出産後も赤ちゃんにとってタバコは有害なのです。

出産後に再喫煙をしてはならない6つの理由:

  • 母乳育児をする場合、タバコは全くお勧めできません。ニコチンは母乳量を減らし、また母乳を通して赤ちゃんに直接供給されてしまうためです。

  • タバコにさらされている新生児は、突然死のリスクが高くなります。Kwitのアドバイスを利用してパートナーも説得し、タバコをやめてもらいましょう。

  • 受動喫煙も有害です:乳幼児に副流煙を吸わせることは、頻繁な中耳炎、深刻な聴覚障害などの危険を伴います。

  • 親が喫煙者である子供はそうでない場合に比べ、のちに喫煙者になる可能性が2倍になります。子供をタバコにさらさないことが理想です。

  • タバコを完全に忘れ去ることで寿命を伸ばし、それは結果として、あなたの子供、そして孫の成長を見守ることに繋がって行くのです。

  • 禁煙することで、パートナーとの関係も改善するようになります。両親共に健康になることで、赤ちゃんを育てるために必要なバイタリティを獲得ましょう!

出産後に喫煙習慣を再開するケースは、残念ながらしばしば見られます。妊娠中に努力して禁煙できたことを忘れず、これを機会にタバコとは縁のない人生を送りましょう。

アドバイスが必要なら、迷わずKwitをダウンロードし、FacebookInstagramLinkedInTwitterなどのフォローもしてみて下さい。Kwitは喫煙欲求を克服するためのサポートをし、禁煙の成功を喜びと共に分かち合っています。FacebookのKwittersのグループに参加して、「タバコのない妊娠生活」のページも是非ご覧ください!

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