タバコが性生活に及ぼす影響

タバコは性生活に悪影響・・・

タバコは血液の循環に作用するため、ニコチン が性的興奮の低下に繋がることは、研究で明らかになっています。ヘビースモーカーだけがこの問題にさらされているわけではありません。ライトスモーカーにも関係があるのです。

この分野でなされた研究によると、タバコの有害成分 ―　ニコチン、一酸化炭素、活性炭素・フリーラジカルなどは、血管収縮の原因になるようです。この血管収縮が、男女共のセクシュアリティに影響を与えているのです。

男性のセクシュアリティへのタバコの弊害

男性の場合、まず勃起不全という形で現れます。陰茎に適切に血液が循環しないと、機能不全が起こるのです。喫煙者の40％がその影響を受けているという研究結果が出ています！また、タバコから放出された煙は、性欲、性衝動にも影響を与えるということもわかっています。これは、煙には、男性ホルモンの代表であるテストステロンの分泌を減少させる作用があるためです。イメージだけで、タバコを吸う男はかっこいい、と思うのは大間違い。現実は真逆、そんな幻想は捨てましょう。

女性のセクシュアリティへのタバコの弊害

女性の場合、血行不良が膣の潤滑に影響を与え、乾燥を引き起こし、その結果、性欲が制限されてしまいます。 また、避妊ピルの使用は、喫煙することで血液循環に弊害を起こす危険性があるということも知っておきましょう。

生殖能力にも影響が・・・

タバコは性的興奮にだけでなく、男性、女性の生殖能力にも影響を及ぼします。

遺伝物質へのタバコの弊害

2000年代初頭にシンガポールで行われた研究では、タバコが男性の精子に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。精子の質や量だけでなく、濃度や運動量にも関わって来ます。

タバコは、ビタミンＢ9として知られる葉酸を不足させる原因になります。葉酸は遺伝物質の生成や細胞の増殖に関与してるため、ビタミンB9の不足は、精子の量や質を低下させ、また、胎児の奇形の原因にもなり得ます。

タバコが妊娠に与える影響

子供を授かりたいと考えているのならば、タバコが妊娠に影響を与えるということを知っておいた方がいいでしょう。母親側はもちろん、、父親側にも当てはまります。バッファロー公衆衛生学校が行った研究によると、受動喫煙 は妊娠中の直接喫煙と同等に危険であることが明らかになっています。妊娠期間中は、喫煙している配偶者や周りの人にも禁煙のやる気を上げてもらう、絶好の機会でしょう。

タバコは、子宮外妊娠を引き起こす原因の35％を占め、妊娠初期3ヶ月間の流産のリスクを3倍にすることがわかっています。そのため、子供を授かる幸運を最大限に高めるためには、妊娠前から禁煙することが推奨されています。

喫煙者の血液中の一酸化炭素濃度は、標準より高い傾向にあります。必然的に、喫煙している女性が妊娠すると、赤ちゃんの血液中の一酸化炭素も高くなってしまいます。つまりそれは、胎児への酸素供給が不足する、ということです。また、煙の中に含まれる有害物質も、成長を遅らせる原因となります。更に、これらの危険にさらされている赤ちゃんは、早産のリスクも高くなってしまいます。

タバコの影響は、出産後の母乳育児にも勿論出てきます。喫煙しながら赤ちゃんを母乳で育てるとしましょう。ということは、毎日、自分が取り込んでいるニコチンを赤ちゃんにも供給するわけです。それは、赤ちゃんの口に直接タバコをくわえさせる様なものなのです。

子供を望むのであれば、女性であれ男性であれ、禁煙することを強くお勧めします。そうすることで、妊娠の確率を上げ、妊娠中のリスクを減らして、元気で健康な子供を産むことに繋がります。詳細はKwitのタバコと妊娠のページを是非参照して下さい！

Kwitで、タバコの性生活への悪影響にサヨナラ！

映画などが伝えるイメージには程遠く、喫煙は性生活に悪影響を及ぼします。長い時間をかけて、充実した性生活、生殖能力に、深刻な弊害を男女問わずにもたらして行くのです。タバコはカップルの関係にも悪影響を及ぼし、必然的に性生活にもダメージを与えます。

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